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NMM Meetup extra  音楽ビジネス最前線2021〜全てのサービスが「as a service化」する時代に世界と日本で起きること

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2021/03/24 16:13

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NMM Meetup extra  音楽ビジネス最前線2021〜全てのサービスが「as a service化」する時代に世界と日本で起きること

4月のMeetUp extraは、ニューミドルマンの原点である「次世代の音楽ビジネス」をテーマに行います。

 音楽を聴く方法が、パッケージからDL型配信サービスを経て、ストリーミングへと変化したことで、音楽ビジネス生態系の構造変化が起きています。レーベルは、アーティストを囲い込んで、集中投資して儲けるというモデルから、自ら権利を持つ音楽家に、様々なソリューションを提供して、収益分配を取るという「as a service型」に業態転換を始めています。主なサービスは、Spotify、Apple、YouTube,Amazonといったグローバル事業者ですから、国ごとの収益分配は非効率になり、それら事業者と音楽の間でグローバルに交渉するエージェントが活躍しています。音楽著作権、原盤権、実演家隣接権と分けて徴収分配する従来の仕組みも、有効でなくなってきています。DAWやサンプリングの技術革新で原盤制作費用が安くなり、音楽家がパーソナルに原盤制作ができるようになりました。
 デジタル化、クラウド化といった変化が、音楽ビジネスの構造を根本から変えているのです。その変化は大まかに言うと、「会社から個人へ」というパワーシフトです。

国内市場がいち早く壊れた韓国では、SNSを軸に輸出型への方向転換を図り、BTSがグラミー賞にノミネートされるところまで来ています。主要部門での受賞も時間の問題でしょう。

 翻って日本を見ると、マスメディア宣伝とCDビジネスを前提とした商習慣を継続する(内国)メジャーレコード会社が、音楽ビジネスの中心に座り続けているように見えますが、砂上の楼閣です。2021年以降の日本の音楽家やプロデューサーは、どのように考えてビジネスしていけばよいのでしょうか?

 コロナが6年遅れていた日本の音楽界のデジタル化を少し加速してくれています。今すぐできること、来年起きそうなこと、3年後に必ず起きること、など区別整理しながら、音楽に携わる私たちがやるべきことをみんなで話し合う場にしましょう。飛び入りスピーカーも大歓迎です!


<参考投稿>

◯レーベルがサービス化する時代に、周回遅れの日本でアーティストが取るべき道は?そして起業家よ大志を抱け!
https://note.com/yamabug/n/n17af09751c08 



●こんな人にオススメ

・音楽が好きで、音楽ビジネスについても知りたいと思っている人

・音楽業界への転職を密かに考えている人

・セルフマネージメントしている音楽家

・インディペンデントに音楽ビジネスをやっている、ないしやろうとしている人

・ニューミドルマンコミュに興味があるけれど、よくわからないと思っている人


スピーカー:山口哲一(音楽プロデューサー/エンターテックエバンジェリスト)

脇田敬(音楽プロデューサー/マネージャー)


★日時:4月9日(金)

20:00 スタート
21:30 終了予定
※終了後にZOOM懇親会有り

★参加費

NMMコミュニティ会員 無料
非会員 1,000円

参加登録はこちらから

https://nmmmeetupextra20210409.peatix.com/

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